初めてタイに行った時のこと②

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1月の終わりのまだ寒い季節、お気に入りの大きなバッグを背負って成田空港から出発しました。

バンコクへ到着

成田空港からバンコクまでの所要時間は約6時間30分、夕方無事にドンムアン空港につき、飛行機から外に出た時のムワッとした熱気は今でも心に残っています。そして何よりも今まで嗅いだことのない独特なにおいを感じたこと。これから起こることのワクワクした気持ちと、うまく過ごせるかという不安の両方が入り混じった不思議な感覚でした。

空港内にて、両替をしました。1万円で3,300バーツぐらいだったかな?バンク市内に行けば換金率の良い両替所があると聞いてましたので、最初の資金として1万円の両替。しばらく空港内を歩き回ったのち、空港に待機している認定のメーター制タクシーを利用しました。運転手は素朴な30歳前後の若い運転手で、行先を伝えましが、英語がまったく通じない・・・

最初は自分の英語が下手だから通じないのかと思いましたが、どうやら相手はタイ語しかわからないようで、「地球の歩き方」の中の簡単なタイの言葉ページを使って伝えました。幸い宿泊するホテルが「地球の歩き方」に載っていたので、その地図のページを指差しながら一生懸命伝え、ようやく行き先を理解してくれて出発。ほどなくタイの高速道路へと入っていきました。

タイの高速道路では初めての景色や道路沿いの大きな看板にきょろきょろしながら期待を膨らませ、道中少し渋滞がありましたが、無事20時頃にホテル前へ到着、タクシーへの支払いを済ませました。

運賃は250バーツ、「地球の歩き方」には300バーツぐらいと書いてあったので思ったより安いなと感じました。恐らく若いタクシーの運転手はまだ新入りだったようで、道中に慌てたりしていたので、どこかでメーターがストップしていたのかもしれません。初めての宿泊ホテルはHISにて予約した「ソル・ツイン・タワー」。手ごろなお値段で日本人宿泊客が多いのでおすすめと聞いたのが決めた理由です。

バンコクに持参した「地球の歩き方」

降りた場所からホテルまでの距離はったった30M程でしたが、路上脇の空き地でセパタクローを楽しんでいる若者、路肩に座っている人や歩いている人は現地の人たちで、ムワッとした熱気とともに、異国に来たんだなと実感し、ホテルに入るまで警戒しながら歩いた記憶は今でも強く心に残っています。

ホテルにて一息ついて予定を改めて確認。初めてのバンコクでの予定を考えます。

  • カオサンロードへ行く→バックパッカーの聖地!カオスのような場所と聞き、とても興味があった
  • 屋台でタイ料理を食べる→まったく知らない料理ばかりですので見た目とガイド本便りです
  • 市場に行く→タイの生活感が感じられると思い見てみたい
  • サヤームスクエアに行く→タイの原宿と聞いていたので、行ってみたい
  • ルンピニースタジアムに行く→現地で生観戦してみたかった
  • 雑貨を買いに行く→当時は雑貨屋を開きたいと思ってました
  • チャイナタウンに行く→中華だったらわかるし、食べ物がおいしそうだから
  • 有名なお寺に行く→初めての観光では外せないところと思い
  • トゥクトゥクに乗る→乗ったことのない乗り物なので真っ先に乗ろうと思いました

以上がおおまかな予定で、移動は徒歩かバスかトゥクトゥクそれにチャオプラヤー川を走る船。あまりお金を持っていないのも理由ですが、当時はまだモノレールや地下鉄がなく、ホテルからカオサンに行くのにも少し距離がありました。ネットも気軽に使えない時代なので、とにかく本や、日本で書いてもらったガイドを頼りに予定を練りました。その日の食事は覚えてませんが、近所のコンビニでドリンクなど買ってきてすませたかな。コンビニに行った時には明日からの楽しみのほうが勝り、街への警戒心も失せていました。

次の日、朝早く起きて有名なタイのお寺「ワットポー」を目指しました。朝早いので周辺は薄暗く徒歩で向かうことにしました。

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