タイかぶれ食堂ができるまで〜資金調達③〜

タイかぶれ食堂

融資の相談をしていたのは都内の信用組合だったのですが、再度相談の結果、信用保証協会を利用しない2種類の事業ローンを提案してくれました。

信用保証協会を利用しない融資は、金利が高いのがデメリットですが、融資実行までの時間が早いということ、必要書類が少なくなるということもあり、オープンするために、資金調達の時間的な猶予もないことから2種類の事業ローンに融資の申請を行いました。

10日ほどで、両方とも融資が受けれらることが決定しました。それぞれ100万円ずつ借入を行い、既に調達済みの資金と合わせ、総額で700万円ほど準備することができました。そしてオープンに向けて本格的に走り出すことができました。

しかし信用組合からの借入の金利はそれぞれ9.5%・11.0%と、とても金利の高いものでした。100万円借りた場合、ざっくりと計算して、9.5%だと9.5万円、11.0%だと11万円余計に返済しなければならないということです。もう少し時間をかけて少しでも金利の低い借入先を当たる方法もあったのですが、少しでも早くオープンし、売上を上げて早く借金を返すという方法を選びました。結果的に、早くオープンして良かったとは思ってますが、本当ならば無借金でオープンできるようお金を貯めて出店をするか、じっくり計画をたて、日本政策金融公庫などで借り入れをする方が絶対良いです。飲食店出店は初期にかかる費用が多いためリスクは最小限に抑えることも大事だと思います。

ようやくオープンするための資金調達はクリアできました。しかしここでめでたしめでたしとはいきません。本当の試練はオープンしてからやってくるとは、この時点では全く知るよしのな買ったのでした。

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